ガットの選び方

ガットは種類や形状によって飛び方も変わるため、プレーに大きく影響します。
ガットの特性を知り、あなたに合ったガットを選ぶお手伝いをいたします。

Material-素材-

テニスガットは「ナチュラル」「ナイロン」「ポリエステル」の3つの素材に分けることが
できます。

Structure -構造-

構造は「モノフィラメント」と「マルチフィラメント」の二つが一般的です。

例えば・・・

RPMブラスト125を選んだ場合(ポリエステルでモノで細め)

= 耐久性と飛びすぎないが反応の早い高いスピン性能のあるガットとなります。

また、

エアロンスーパー850を選んだ場合 (ナイロンでマルチで太め)

= ボールを飛ばしたい、衝撃を和らげたい、ボールのコントロールもしたいという
 最近では一番標準的なガットとなります。
 

テンションの決め方

Q . ストリングテンション(ポンド数)はどのように決めたらよいの
でしょうか?

これは個人の感覚で決めるものなので、一概に第三者が何ポンドとは言えません。
目安としては、ラケットそれぞれに適正テンションがありますので、その中間のポンドをお薦めします。

ただし、最近のメーカーの適正テンションは意外と高めで、中間でも硬い場合があります。
その為、当店の近年のデータでは、50ポンド前後を選ぶ方が多いため、47〜53Pの間くらいで選んでも
良いと思います。

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お店では、使用するラケット、ガット、そしてプレイヤーの体格やパワーなどから決めてきます。

例えば、

(1)非力な方がピュアドライブ (パワーラケット)を使う場合、細めのミクロスーパー16L(パワーガット)
         で、よく飛ぶように少し緩めの45ポンドから50ポンドくらいで張る事があります。

(2)また同じラケットをパワフルな男性が使うのであれば、飛びすぎないように硬めのテンションの
   55〜60ポンドにするか、反発の悪いポリエステルガットなどに変更します。
   その際テンションは50ポンド前後にしています。

 

Q . 低いテンションと高いテンションではどのような違いがありますか?

地面でジャンプする場合と、トランポリン上でジャンプする場合トランポリン上の方が高く飛べますよね。
ストリングもテンションが低いとトランポリンのように表面がより大きくしなり、ボールの飛びがよくなります。
またテンションが高いと舗装道路でジャンプしたようにあまり高く飛ぶ事が出来ません。

■低いテンションの場合■
ボールの飛びが良く非力な方にお薦めです。
またラケットとボールの接地時間が長くとれるので、スピンをかけ易く、タッチショットの得意な
ネットプレーヤーにもお薦めです。
 

■高いテンションの場合■
ボールの飛びを抑えることができ、打球感がシャープになります。
積極的にボールを打ち抜くハードヒッターにお薦めです。


Q . ストリング張替えの目安は?

夏の暑い時期には、柔らかくなりやすいので硬めに張り、寒い時期には弾力がなくなる為、緩く張る事を推奨していました。
また、日本には四季があり、春や秋などの中間の温度がある為、3ヶ月ごとに夏を52ポンドとすると、春と秋は50ポンド、冬は48ポンドとする方が多かったようです。またメーカー調べでは、ラケットにナイロンガットを張り上げ、そのまま3ヶ月放置した後に解いて長さを計測したところ5cmも伸びていた事が実証されました。
わかりやすいところで言うと、自転所のタイヤの空気が抜けて走りづらくなりるイメージでしょうか?
実際にボールを打っていても、いつもはもっとコントロールができるのに、、、という事が起こります。
そのまま放置すると、必死に修正して打つ事で手首や肘にいつも以上の負担をかけてしまい、結果、テニスエルボーやフォームがおかしくなるという事がよく起こります。
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